2016年01月16日01:05
私は、昨年の日本速記協会の総会で、速記検定試験について話をしました。
速記検定試験は、現在の速記能力の審査をするものであって、過去の成績や受賞歴を問うてはならないということを話しました。
同じ級であっても、試験実施日も、問題文も、問題作成者も、朗読者も、採点者も、審査員も、受験者も、全部違います。一回一回を分けて考えるべきだと話しました。
大相撲を参考にしていただきたい。
先場所の成績は関係ない。今場所の成績が全てです。
先場所優勝したから、今場所の優勝は取り消すというようなことは一切ありません。
敢闘賞、殊勲賞、技能賞も、同じ力士が複数回取ることができます。
私はきょう、風呂に入りながら考えました。
速記検定試験にも競技性を持たせてはどうかということです。
合否に関係なく、各級の成績1位から成績10位までを発表してはどうでしょうか。
合否に関係なく、各級の1位に協会最優秀賞をあげるべきです。
合否に関係なく、各級の2位から10位までの人に協会優秀賞をあげるべきです。
そして、成績に関係なく、1級、2級、3級の1位合格者に文部科学大臣賞をあげればどうでしょうか。
これなら、受験者も、日本速記協会の会員も、一般の人も、納得するのではないでしょうか。